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4秒でわかる Pin Point ワールドカップ2014 決勝トーナメント

text by 雅子さま

決勝トーナメント    2014/7/1〜14

7月14日 宴のあと。球をつかむ男たち

○ ドイツーアルゼンチン 1-0 リオデジャネイロ
 宴が終わった。06,10年の脱力感を自分の中で反芻し危惧していたが、深夜2時からの試合を見て、通常通り会社に行くことができた。数日前のことなのに、もう一ヶ月ぐらい経った感がある。
力が拮抗し攻めあぐねている試合だった。お願いだから延長戦-PK戦だけは避けてください神様と祈りながら見ていたのは私だけではあるまい。最初からドイツが優勝すると言い続けていたのでさしたる感動もなかった。ドイツ選手の奥様やガールフレンドは美人が多いなあと決勝点を決めたゲッツェと抱擁しあう彼女を見ていたりした。オヤジですみません。

 ゴールデングローブ賞をもらったのは、GKのノイアー。異議なし。MVPはメッシ。異議あり。もっとも一番疑問を感じていたのはメッシ本人だろうけれど。MVPもノイアーでよかったのではないだろうか。もっというと数人のGKにMVPをあげたい。
 コスタリカのナバス。PK戦までフルにもつれたオランダ戦での守りも凄かったが特筆すべきは決勝トーナメントの対ギリシャ戦だろう。120分の過酷な戦いで枠内シュート13本中12本を止め、PK戦でも1本止めてマン•オブ•ザ•マッチに選ばれた。セーブ率も91.3%と大会一だ。
 ベルギーのクルトワ。若い頃のジョージクルーニーのような顔つきでセーブ率85.7%。今期アトレチコ•マドリードをスペインリーグ優勝とチャンピオンズリーグ準優勝へと導いた陰役者である。120分の対アメリカ耐久戦で1点に抑えたのは素晴らしかった。このベルギーーアメリカ戦では、アメリカGKのハワードも壮絶だった。ベルギーにボコボコにされているという表現が適切なビッグセーブ連発で オバマ大統領が絶賛していたほど。実際セーブ数28(!),失点6 のセーブ率82.4%。
 メキシコのオチョアもよかった。スノボ選手のような容貌で、と真正面でたまたまそこにいた風情でボールをはじく(6月17日ブラジルーメキシコ戦参照。他のGKならブラジルは3点取れていた)。動体視力がいいのだろう、ゴールエリアという狭い空間でシュアな動きをしていた。それに対しノイアーの動きは特異だ。 選手のポジショニングをヒートマップで記録しているオプタ スポーツによると、ノイアーは今大会、19回ペナルティーエリア外でボールに触れている。リベロのようなGK。通称Sweeper-Keeper。DFの中に飛び込んでスウィーピングができるのは、もともとDFからスタートした彼のキャリアによるところが大きい。
 そもそも今回なぜGKのセーブ率が注目を浴びたのか。それはシュートの数が多かったから。ベスト8が揃うまでの56試合で154ゴールが生まれ、すでに過去2大会の総得点を上回っている。
 なぜゴールが多産されたのか。今までのボールは12-16枚のパネルで構成されたのに対し、今回のアディダス公式球「ブラズーカ」はたった6枚のパネルを溶接(今までは手縫いだった!)しているため、接合部分が少なく水を吸いにくい。雨の試合でも、点が入っていたのはそういうことだ。PK専門のGKが話題になったのもご愛嬌だが、GK 注目の陰にテクノロジーがあるのは、実に今っぽい。
 と書いてみたものの私は球を掴む男たちよりも、蹴る男に注目したい。ネイマール、そして今回一押しのコロンビアのロドリゲス、彼らはきっとロシアでも活躍してくれるに違いない。4年なんてあっという間だ。

 一ヶ月間おつきあいいただきありがとうございました。今回はいつものように毎日更新できなかったのが心残りです。まだネタはあるんだけど。いつか、どこかで語りたいですね。

7月13日 飛躍と衰退は同時に。

○ブラジルーオランダ 0-3 ブラジリア ○3位決定戦 ブラジルードイツ   1-7 ベロオリゾンテ(7月8日)
 ブラジルにいったい何が起きちゃったんだろう。明け方試合を見終わって、いや7月8日ドイツに7-1でブラジルが致命的大敗をくらってからずっと頭の片隅に巣食っていた疑問がむくむく肥大する。このもやもやを放っておくままW杯が終わると気持ちが悪い。2つの仮説を立ててみた。
 2002年13/23。06年3/23,、10年3/23,、14年4/23,。何の数字かおわかりだろうか。ブラジル代表23人中、コリンチャンスやサンパウロ、フラメンゴなど南米のクラブでプレイする選手の割合である。南米所属が13人いた2002年日韓大会で、ブラジルは優勝。この時キラ星のごとく活躍した選手だったジウベルト・シルバはアーセナルへ、カカはACミランへ。そしておばさん頭とちょっぴり出っ歯が愛らしかったロナウジーニョはバルサへと、W杯後ヨーロッパの大クラブへ移籍を遂げる。彼らにとってW杯は、移籍を、大金を手中にするための踏み台だった。
 06年ドイツ、10年南ア、14年ブラジル。3大会ともスター選手を揃えるブラジルだけに下馬評は高かったが、結果を出せずに終わる。上述の数字が示すように殆どの選手がすでに大クラブでプレイしている状態は、もう人参というエサがないことを意味する(因みにネイマールは2013年にサントスからバルサへと移籍済み)。さらに昨今のヨーロッパクラブリーグの強行スケジュールだと、ブラジル代表として顔を突き合わせる時間がない。もともとサッカーはカラダに染み付いた習慣であり考えるものではない(失礼!)彼らからすれば、日頃プレイを見てない同僚たちとチームを組み立てることは難儀だろう。監督がそういうことに得意な人であれば別だけど。
 そこで監督である。今回の監督はスコラーリ。02年はロナウド、リバウド、ロナウジーニョといったファンタジスタを生かした攻撃でブラジルを優勝に導いた名将である。その後ポルトガル代表監督に就任。EURO2004ではチームを準優勝させた。当時のポルトガルにはデコ、ルイコスタ、そして出てきたてのクリスチアーノ・ロナウドがいた。つまり芸術的な技術でボールを操りゲームまで創りだすファンタジスタ、とそれをサポートする選手がいるチームなら彼は指揮をとりやすいわけだ。2008年から09年にかけ、彼はプレミアリーグのチェルシーの監督になる。モウリーニョの戦略、戦術に慣れていた選手たちは、スコラーリの戦略のなさ、練習の単調さに不満を持ち、ドログバやテリーは改善を求める。その後成績悪化からシーズン途中での解任。圧倒的なタレントがいないチームでは、彼は弱い。
 そう考えると、ネイマールを欠いたドイツ戦、オランダ戦でいとも簡単に負けたことがすとんと腑に落ちる。
 ただオランダ戦で3分目のPKはブラジルにとって不幸だった。ロッベンのダイブはペナルティーエリア外だったのに。オスカルのイエローは不運だった。明らかにダレイプリントに足をかけられたのに。終了直前にオランダのGKシレッセンが第3GKフォルムに交代。オランダW杯登録23人全選手出場という思い出作りの舞台にされたこともブラジルにとって屈辱だった。これだけの不幸が重なることもそうあるまい。危機は、よい状態に向かうための機会でもある。数年前のカンヌ広告祭で元アメリカ副大統領がそう言っていたことを思い出した。ブラジルなら大丈夫。ユニフォームを着てベンチ入りしていたネイマールが、次のW杯で頑張ってくれるはずだから。


7月10日 PKとは何だろうーオランダの2試合を通じて

○準々決勝 オランダーコスタリカ 0-0(PK4-3)  サルバドール(7月5日)
○準決勝 オランダ-アルゼンチン 0-0(PK2-4)  サンパウロ(7月9日)

 PK戦はサッカーではないと言ったのは元日本代表監督のオシム氏。私には離婚調停のようなものに思える。かなりの極論だけど。当人同士で決着がつかないから客観的なルールで結論を出すが、負けた方は忸怩たるものを背負って行くし、勝った方も結果に安堵するがすっきりしない。   
 対アルゼンチン戦。オランダもアルゼンチンも攻めあぐねる展開で、湿気75%の空気と戦う選手たちの疲労は高まるばかり。延長30分の戦いが終わりPK戦が始まる前、テレビはオランダの控えGKクルルを映す。彼は数日前、PK戦に突入したオランダーコスタリカ戦(筆者個人的には2014W杯で見応えNO1の試合だった)で延長の終盤、PK戦になることを予測したファンハール監督が交代で入れたGK。正GKのシレセンがプロとしてPKを一回も止めたことがないからだ。クルルは期待を裏切ることなくコスタリカの2人を阻止し、オランダは勝つ。ファンハールは名将と称された。
 クルルのアップは「また彼に代えなくていいのか」というメッセージのように見えた。実際、先発GKのシレセンはアルゼンチンで蹴った4選手全員に決められ、オランダは負けた。試合後の質問でファンハール監督は、アルゼンチンGKロメロに阻まれたフラールとスナイデルをかばう。そして語る。「シレセンを代えるチャンスがあればそうしていた。でもすでに3人の交代枠を使っていたのでできなかった。PK戦で負けるというシナリオは最悪だ」と。
 シレセンの気持ちを思うと切なくなる。準々決勝、準決勝とも濃い内容で、彼は90分+30分を2試合分守り抜いたというのにそちらについては語られず、PKを一度も止めたことのないGKとして記憶されてしまう。次期マンUの監督に就任するファンハールは確かに名将だろう。でも名将ならPK戦に持ち込まないシナリオを書いて欲しかった。
 アルゼンチンに負けが決まった後、ロッベンはひとりオランダサポーター席に向かう。彼らに挨拶すると思いきや、最前列に座っていた奥さんと子どもをハグしたところでカメラは切り替えられた。


7月1日 ドイツはまだまだ

○ドイツ-アルジェリア 2-1 ポルトアレグレ
 ハノイからホーチミンに戻る飛行機で新聞を開くとレーム監督の「ドイツはまだまだ。これからエンジンをかけるんだ」というコメントが 目に飛び込んできた。ポルトガルを4-0で下し、ガーナとは引き分け、アメリカにも勝利。G組を余裕の一位で通過したチームの監督がこれだ。
 その晩の試合がアルジェリア戦。アルジェリアはオフサイドの判定を受けたゴールが1回、GKがノイアーでなければ得点したであろうシュートが2回。かなりの善戦である。結局スコアレスドローから延長戦へ。開始まもなくミュラーからのクロスにシューレがちょんと合わせ、122分にしてようやくの先制点。そこからがドイツの本領発揮。ボールをねちねち回しながら相手が反応してきたら、速攻をしかける。延長後半15分にミュラーとエジルがパスを繰り返し最後にエジルのゴール。2010年W杯はエジルのチームだったのに、今回は全く印象がなかった。4試合目にして僕らのエジルが(私だけかもしれませんが)帰って来ましたよ。控えにはシャルケの10番ドラクスラーやフライブルクの鉄のディフェンダーギンター(いずれも20歳)がいるし、ベテランのポドルスキ、クローゼも堂々の控えである。クローゼはシューレがゴールを決めたときベンチでカンガルーのように跳ねていた。これが3回目のW杯となるレーム監督にはまだまだ余裕が感じられる。





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2016

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